2024/03/01 10:54
おはようございます。
「ひな祭り=桃の節句」ですが、その意味を知っていますか?
何となく女性のための祭りだとか、ひな人形を仕舞い忘れると婚期が遅くなるとか、いい加減なことばかりが頭に浮かびますが「ひな祭り本来の意味」とは何でしょうか?
まず、ひな祭りは”幼い女の子”の健やかな成長と幸せを祈るための行事です。
幼い女の子を何歳までと定義するかは難しいですが、江戸時代の子供は生まれて1年までに2割が亡くなってしまうそうで、成人(当時は15歳くらい)まで無事育つのは5-6割という事を考えれば、せいぜい5-6歳くらいまでが「幼い女の子」として扱われたのではないかと推測されます。
また、桃の節句とは「桃の花」が中国では魔除けや長寿の象徴になる。旧暦では3月の頭がその時期にあたるという事で「桃の節句」というらしいのですが、「ひな祭り」の「ひな(雛)」とは?
調べても「昔、女の子が遊んでいた人形を(ひいな)と呼んだから」とか、「女性の健康と安産祈願に御利益があるとされる少彦名命(すくなひこなのみこと)の”ひこな”が由来している」とか、ちょっと曖昧な感じで謎でした。
ひな人形も歴史としては縄文期までさかのぼる事も出来るそうですが、元々は五穀豊穣を願うための物で、私たちが知る「ひな人形」の形になるのは江戸時代。
という事でまとめますと「ひな祭りは小学生くらいまでの女の子の健やかな成長と幸せを願うべく、桃の花を飾り、栄養のあるものを食べさせる日」という結果に辿り着きました。
決して、ひな人形を出し忘れたとか、仕舞い忘れたとかで凹む様な日ではない!という事だけ知って頂くだけでもいいなかな?と思います。
さて、それとは別に今の時期と言えば「梅」ですよね!
無添加で、梅肉を使用した沢庵漬け「梅たくあん」は素朴で味わい深いです。
発酵食品でもありますし、桜ごはんと一緒にお召し上がり頂ければ最高に良い雛祭りになるんじゃないか!と思いますので、是非お試しください。