古漬け壬生菜が完売し、無添加千枚漬けも残りわずかとなりました。

売れてほしい商品がしっかり売れている状況はとてもありがたいことです。

一方で、赤かぶやすぐきなど、もっと多くの方に手に取っていただきたい商品があまり売れていないのが気がかりです。

特に丸すぐきについては、「切るのが面倒」という理由が売れにくくなった原因の一つではないかと考えています。

確かに、ザーサイもスライスされたものが人気ですし、こうした傾向は“時代”なのかもしれませんね。

少し専門的な話になりますが、丸すぐきは発酵させる（美味しくする）ための作り方であり、

刻みは塩蔵（保存）させるための作り方です。

もちろん、刻みの味の方が好きだという方もいらっしゃいますし、最終的には好みの問題です。

でも、私としては断然“丸すぐき”をおすすめしたいと思っています。

とはいえ、ご高齢の方が包丁を使うのに苦労されることもあるでしょうし、

若い世代の方には「時短」を重視される方が多いのも理解しています。

そうした背景を考えると、単純に「それがダメ」と言える話ではありませんよね。

そこで、もし「スライスしてほしい！」というリクエストがあれば、私の手が空いている時に対応させていただきます。

丸すぐきは冬季限定商品で残りも少なくなってきましたので、どうぞお気軽にお声がけください！