災害や食料危機に備えるため、税金によって備えられているお米です。

そう、それは支払い済みの私達のお米。

自宅のパントリーに備蓄してあるものと考え方は同じです。

確かに５ｋｇ２０００円前後で買えるのは有難いと思いつつ、同じコメに２度支払いをする事に納得がいきません。

無料で配ればパニックが起こると言う人もいますが、災害用に備蓄した米を、災害時に”安く売ります”なんてこと、そもそも想定しているのでしょうか？

ある大物歌手が「備蓄米を大量に放出して、次の非常時に配布できる米はあるのだろうか？」と言っていましたが、私もそこは疑問です。

農家でなくとも長く食を扱ってきた身として、こうした安易な政策がじわじわと“農業の未来を削っていく”ようにも思えて不安です。

政治のことを日記で語るのは商売のためにはあまり良くないかな？と思いながら、「食」を大切に思うひとりとして、感じた違和感は正直に綴っておきたくなりました。

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